香港人は大抵英語の名前を持っている。単なるニックネームの人もいれば、正式に登録している人もいるようであるが、とにかく名刺には漢字名と英語名が示されている。中学か高校くらいの年に友達や先生につけられる場合が多いようである。(中には突然今日から私を◯◯と呼んでくれという場合もあるようであるが。)
それにしても私の周りにはJackyという奴が多い。もちろんジャッキーチェンから来ているのであろうが、ブルースリーから由来したと思われる名前に出会った事が無いのは不思議である。こういった名前についての話を香港人とすると「日本人の名前が広東語でどういう意味になるのか」という話題になる。私の名前は運良く特に意味はないようである。ただし猪瀬直樹氏の「直樹」という名前は広東語では「勃起」という意味になるらしく、この名前を持つ人は必ず名刺を交換した時にくすくす笑われるようである。
これはある意味仕方ない事である。私の友人にもトルコから来た「オナール」君がいる。彼に非は無い。世界中の言語で笑われない名前というのは難しいかもしれないが、今や世界の1/6は中国人。この先中国人とお付き合いする機会は大なり小なり増えてくるだろう。子供の名前をつける時には、画数とかに気をつけるのも良いが、中国人に笑われない名前をつけてあげるということも親の優しさと言えるのではないだろうか。
ここで一句
直樹さん 自信を持って 立ち上がれ
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