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2008年3月13日木曜日

セクハラ110番

 半年ほど前であろうか、依然お付き合いがあった他部門の副部長さんが出向したと聞いた。当時はなんだか変だなと思いながらも特に気にすることも無かったが、このたび若手ネットワークから得た情報によると、セクハラ110番で訴えられ、以前に所属している部門には居られなくなったからだそうだ。詳細はよくわからないが、どうやら派遣社員の女性に訴えられたようで、訴えたほうの女性は普通にその部署に残って仕事を続けているらしい。これは当然であり、彼女は当然の権利を行使しているにすぎないのだが、その話を聞いたときはたいした女だと感じた。そして、もしかしたらはめられたのではないかとさえ感じた。
 副部長がどのようなセクハラをしたのかは定かではないが、我々も気をつけなければならない。何をもってセクハラとされるか分かったものではないからだ。今話題になっている人権擁護法案も似たようなもので、何を持って人権侵害と定義されるかわかったものではない。さらに、少し脱線するが、痴漢だって若い女性にはめられている哀れなサラリーマンが多数居ることだろう。どのケースも訴えたほうが圧倒的に強く、訴えられたほうは弁明も許されないような状況になり、たとえ冤罪だったとしても訴えられた時点で社会的な信頼は地に落ちてしまう。法治国家としてこれは少しおかしいのではないかと思う(まーその法律にきちんと定義されておらず、あいまいなのだろうが・・・)。

 悪事千里を走るというが、今の世の中インターネットで千里どころか地球の端まで一瞬で情報は伝わる。日ごろから変な疑いをかけられないように凛としていなければならない。とはいえ住み難い世の中になりつつあることは否めないだろう。

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